G-Shot(Gショット)

性交痛の改善したのちに、「パートナーと満足感を得たい」という方向けに提供されているのがG-Shotです。

ヒアルロン酸を注入してGスポットを盛り上げ、刺激を得られやすくします。この方法がどう性交痛に役立つのかをまとめました。

※こちらの記事は当サイト運営のヘルスケア編集部が執筆したものです。当サイト監修の満行みどり医師による査収は含まれておりませんことをご了承くださいませ。

G-shot(Gショット)とは

G-shot(Gショット)とは、女性の感度を高めるための注射治療です。

Gスポットと呼ばれる、女性がオーガズムを感じる部位にヒアルロン酸を注入して、隆起を生成。それによりG-スポットが敏感になり、膣の締まりもよくなります。

感度を挙げる部分でもあるので膣内に潤いが生まれ、挿入時の痛みにも対応できるメリットも。

また、膣内のザラつき感も増すため、男性にとっても満足できる膣の状態を作ることが可能です。オーガズムを感じたことのない女性や、感度を高めたい女性、性生活の充実を求める女性に向いている治療といえるでしょう。

G-shot(Gショット)の特徴

アメリカの婦人科形成の第一人者が開発

G-Shotはアメリカで婦人科形成の医師として従事しているDr.マトロック氏です。

彼は女性の性交渉で感度が得られない問題に関して長年研究し、Gスポットに注目した治療法を編み出しました。

局所麻酔で治療可能

G-Shotは膣内にヒアルロン酸を注入する治療法ですが、膣内に注射する際は局所麻酔をするので痛みはほとんどありません。

Gスポットの位置を確認してから専用器具で局所麻酔を行い、Gスポットにヒアルロン酸を注入していきます。処置時間は数分ほどです。

注射の針穴ができますが、早くて4時間ほどで止血が完了し、その後は普段通りの生活が送れます。

時間とともに吸収される

注入したヒアルロン酸は時間が経つごとに体内に吸収され、隆起したGスポットも元に戻ることがほとんどです。

持続期間は半年から1年ほどで、感度が鈍ってきた、潤いがなくなってきたといった感覚が出てきた場合は再度注入が必要になります。

監修医・満行みどり先生の見解

G-Shot(Gショット)は「より気持ちいいセックスをしたい」という女性向けの治療です。G-スポットと呼ばれる膣内部の性感帯にヒアルロン酸を注入して隆起をつくり、より刺激を得やすくします。また膣内部に隆起ができることにより、男性側の満足度も高めることができます。

ただし、感度がアップするのでうるおいも多少UPするかもしれませんが、性交痛を改善するための治療ではないので、セックスが痛くて億劫…という場合はあまり効果がありません。

より感度を高めたい方、性生活の満足度の向上を求める方はもちろん、「痛いわけではないけど気持ちよくもない」「気持ちよくなれなくて不安…」と悩む女性にも、ぜひ一度検討してみてほしい施術です。

治療のメカニズム

G-shot(Gショット)では膣の入り口の3~4cmほど入ったところにある、Gスポットにヒアルロン酸を注入します。局部麻酔を使用して、膣壁から皮下4~5mmまで注射する美容外科整形手術です。Gスポットを隆起させることで快感を得やすくするための施術になります。

治療費の目安

治療費の相場は50,000円~150,000円です。

ヒアルロン酸をどれくらいの量注入するのかでかかる費用が変わってきます。

クリニックによって異なりますが、1cc50,000円からで料金設定をしているクリニックが多いようです。

施術のリスクについて

施術に用いられるヒアルロン酸は、もともと人間の体内にある成分です。そのため注入によるリスクはほとんどありません。半年~1年ほどで体内に吸収されてしまうので、状態を維持するためには定期的に施術を受ける必要があります。

術後のダウンタイムがほとんどないのも特徴の1つ。シャワーは当日から、入浴や性行為も翌日から可能で、日常生活への支障もありません。ただ手術当日はごく微量な出血が生じる可能性があるため、ナプキンをあてておくと安心です。

監修

満行(みつゆき)みどり先生

女性器治療に特化した医師

満行みどり医師

みどり美容
クリニック・広尾
満行みどり先生

満行みどり先生は女性器治療に特化した「みどり美容クリニック・広尾」の院長
ビバリーヒルズの専門トレーニング施設でライセンスを取得した日本人女性初の医師でもあり、デリケートゾーンの悩みを抱える患者さんに適切な治療を提供したいと日々尽力されています。

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