DLV
女性器の形を整えるための治療であるDLVはレーザーを使用した施術です。治療にはどのような特徴があるのでしょうか?治療法や特徴について、以下で詳しく説明します。
※こちらの記事は当サイト運営のヘルスケア編集部が執筆したものです。当サイト監修の満行みどり医師による査収は含まれておりませんことをご了承くださいませ。
DLVとは
DLVとは、「デザイナー・レーザー・ヴァギナプラスティ」の略であり、女性器の見た目のコンプレックスを解消する治療です。
レーザーを使用して小陰唇を小さくしたり、大陰唇のたるみを取り除いたりします。場合によっては脂肪を注入して形を整えることも。
メスを使わないため傷跡が残ることがほとんどなく、悩みに合わせて、治療法を選べます。膣のゆるみや性交痛を改善するというよりも、外見をよくすることに重きを置いた治療ちいえます。
DLVの特徴
小陰唇の大きさやバランスを整える
DLVは小陰唇の大きさやバランスを整えることのできる治療法です。小陰唇が大きすぎる場合は、形が整うようにデザインをして、レーザーを局部に当てることで余分な部分を切除します。LaserPro ダイオードレーザーによる施術を受けることになるでしょう。
小陰唇が大きいと下着やズボンに当たって痛かったり、セックスのとき邪魔になったりします。また、大陰唇との間に老廃物がたまり、においや炎症の原因になることもあるのです。DLV治療を行うことで、それらの悩みを解消することができるでしょう。
麻酔の方法が選べる
麻酔は局所麻酔と全身麻酔の両方が選べます。レーザーを照射するので局所麻酔でも十分ですが、デリケートな部分へ注射を行うため全身麻酔への切り替えもできます。
「デリケートな部分への注射が怖い」という方に向いているでしょう。治療後は少ない量の出血もあるので、ナプキンをあてる必要があります。
オーガズム障害を解消
クリトリスの皮がかぶさっていると、オーガズムを感じにくいです。特に小陰唇が肥大化しているときによくみられる症状であり、女性機能障害の1つとして捉えられています。DLVで包皮を除去することにより、皮がとれ感度が上がります。クリトリスと皮の間に老廃物がたまる危険も防ぐことができるでしょう。
監修医・満行みどり先生の見解
DLV(デザイナー・レーザー・ヴァギナプラスティ)は、ゆるんだ小陰唇を小さくしたり、外陰部の余分な部分(肥大や黒ずみが目立つ部分)を切除したりするなど、女性器をトータルでデザインするものです。女性器の見た目にコンプレックスを感じている女性向けの施術ですので、性交痛の改善には向いていません。
小陰唇が大きいと下着やズボンに擦れて痛んだり、垢や汚れが溜まりやすく感染症の要因になってしまったりする可能性があります。またセックスのときに邪魔…と感じることもあるでしょう。DLVではそんな小陰唇肥大の悩みをはじめ、クリトリス包茎や副皮の施術、また気になるデリケートゾーンの黒ずみを効果的に改善すできます。
治療のメカニズム
自然で美しい性器の形成ができるLaserPro ダイオードレーザーは、広がった膣内部に照射して組織を収縮させ、小陰唇や大陰唇の形を整えます。
LaserPro ダイオードレーザーは患部以外の組織を破損せずに、的格に焦点を当てて微細な治療することが可能です。メスを使わないことも加えて、安全な治療であるといえるでしょう。
治療費の目安
治療費の相場は約250,000円~700,000円前後となります。女性器の見た目を整えるにあたり、一人ひとり違った手術をコーディネートしていくため、費用には大きなバラつきがあるようです。
施術のリスクについて
メスよりも繊細なデザインが可能な「ダイオードレーザーメス」を用いるため、傷はほとんど残りません。直接的に膣内部を傷つけることもなく、周辺組織へのダメージも抑えられるため、術後の腫れが少なく済み、ダウンタイムが短いのが特徴です。
術後は3~4日ほど出血が生じます。生理が始まったときのような出血、というとイメージしやすいかもしれません。安静にしていれば痛みはほとんどありませんが、患部が擦れたりすると痛みが生じることがあります。ガードルや生理用ショーツなどでナプキンがぴたっと患部にあたるようにすると、痛みが抑えられるそうです。
監修
満行(みつゆき)みどり先生
女性器治療に特化した医師

みどり美容
クリニック・広尾
満行みどり先生
満行みどり先生は女性器治療に特化した「みどり美容クリニック・広尾」の院長。
ビバリーヒルズの専門トレーニング施設でライセンスを取得した日本人女性初の医師でもあり、デリケートゾーンの悩みを抱える患者さんに適切な治療を提供したいと日々尽力されています。