そもそもセックスが苦痛な場合
セックスが苦痛になってしまう人の主な原因や、対策方法、無料相談ができるクリニックなどご紹介しています。
セックスが苦痛になる原因…
本当は自分も好きな人とセックスを
楽しみたいのに、どうしてできないの?
その答え(要因)は、「心」にあるかもしれません。心因性のケースには、例えば次のようなものがあります。
セックスは汚いものと思い込まされた
普通の子どもなら、ある一定の時期から「性」に興味を持ち始め、異性との触れ合いやその先の行為が気になってくるのは自然な成長のプロセス。でも過度に厳しい・過保護な家庭や教育方針によって「恋愛は悪いこと」「セックスは汚いもの」と思い込まされてしまった子どももいます。
そういった子が大人になると、人を愛したり、尊いはずの性行為に無意識で罪悪感を感じてしまいます。
自分の母親みたいになるのがコワイ
幼い頃に虐待の経験があったり、両親の愛情を十分に感じられなかったりした場合に見られるケースです。
将来子どもを産んでも、自分もあんな母親になるんじゃないか?という不安から、妊娠が怖くなり、セックスが上手くできなくなることも。
虐待ではないにしても、過保護な「箱入り娘」状態で育てられたり、あるいは親の好みや願いが優先で自分の個性を認めてもらえなかったりしたといったちょっとした心の傷でも、大人になってから人生に影響を及ぼすことがあります。
痴漢、ストーカー、彼氏の暴力など
過去のトラウマ
許しがたいことですが、世の中には、性的な被害や、パートナーから望まないセックスを強要されてしまう女性もいます。
その経験がトラウマになり、セックスを楽しみたいと思っても、心の底で怖いもの・嫌なものとして認知された結果、カラダが拒絶してしまうことがあります。
もしも痛みを感じた経験から性行為が不安なら、トラウマからくる性交痛・セックスへの恐怖への治療法の解説ページもチェックしてみてください。
嫌なら無理にする必要はなし!心の悩みの解消には専門家も頼ってみて
どうしてもセックスが苦痛に感じる場合、無理にする必要は全くなく、それ以外のことで愛を確かめ合う方法はいくらでもあります。
ただおそらく、パートナーがあなたに抱く「好きな人に触れたい、一つになりたい」という思いに罪はないもの。避妊に気を遣ったり、お互いの心と体の状態を常に尊重し合ったりしながら、歩み寄れる範囲で徐々に触れ合っていくと、結果的にお互いの関係性をより深める良い機会になると思います。
女性専門のクリニックでは、こういった心と性の悩み相談も行っているので、一人で辛い悩みを抱えている人は、無理せず頼ってみて下さいね。
監修
満行(みつゆき)みどり先生
女性器治療に特化した医師

みどり美容
クリニック・広尾
満行みどり先生
満行みどり先生は女性器治療に特化した「みどり美容クリニック・広尾」の院長。
ビバリーヒルズの専門トレーニング施設でライセンスを取得した日本人女性初の医師でもあり、デリケートゾーンの悩みを抱える患者さんに適切な治療を提供したいと日々尽力されています。