「性交痛」解消でずっとオンナ現役【えっち・セックスの痛み・悩み】 » 発信!セックス・婦人科形成のピックアップ記事

発信!セックス・婦人科形成のピックアップ記事

膣の若返り、性交痛などにお悩みの方へ、セックスライフを充実させるための女磨きに役立つコラムを紹介しています。

セックスライフを楽しむ人が急増中?!
知っておきたい記事まとめ

日本では、古くから「女性のセックスはタブー」といった風潮があります。

しかし現代では、セックスに関して多少おおらかな意見を持つ風潮が。年齢を重ねてからでも、充実した性生活により人生を豊かにする女性が急増しています。

自ら膣トレを行ったり、発達した婦人科形成の医療を利用したりする方もいるのだとか。特に美容医療が発達する海外では、ファッション感覚で女性器の施術を受ける方もいるようです。

日本で美のカリスマとして人気のミス・ユニバースの専属栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんも、「性欲は健康のバロメーター。愛し合うことは、食べることや眠ることと同じくらい大切」と、セックスライフの充足を推奨してらっしゃいます。

女の美と若返りの秘訣は、夜の営みにアリ?!

下記に、より充実した人生を楽しむためのセックスライフや、婦人科形成における役立つコラムを一覧にしました。良かったらこちらも参考にご覧になってみてください。

セックスでQOLが上がった!女性たちの記事

一般女性3名のセックスライフに関する体験談コラム。

  • 35歳歯科助手「「彼氏を喜ばせるために…デート前の膣ケアは必須」
  • 54歳S子さん「50代で名器手術!若い女性に負けない体を手に入れた」
  • 51歳主婦「10年近いセックスレスが一転!閉経後に手に入れた自由な性生活」

最新:海外で注目される「女性器の若返り」

日本初の婦人科形成の専門クリニック「みどり美容クリニック・広尾」の院長、満行みどりは、ビバリーヒルズのトレーニングセンターで日本人女性として初めてライセンスを取得した医師です。

その後も、世界各国の学会・研究会に参加し、女性器への意識を強く持つ女性たちの多い「婦人科形成先進国」の取り組みを調べたり、現地の情報を持ち帰って日本での治療・相談に応用するなど、積極的に活動しています。

そんな医師・満行みどりに、女性器の若返り治療について直接インタビューしてみました。

性交痛と潤滑剤(潤滑ゼリー)

潤滑剤とは、女性の膣内に塗布して滑りをよくするためのもの。性交時に痛みを感じる人がセックスライフを円滑に行なうことを目的に使用します。また、痛みを軽減できるだけでなく、苦痛や不安といった精神的なプレッシャーを緩和することも。「できればローションを使ってほしい」と感じている女性も少なくありません。

注意点としては膣内に直接挿入して使用するため、安全性の高い潤滑剤を選ぶこと。食べ物と同様、口の中に入れても問題が起きないぐらい安全な成分でつくられた潤滑剤を選ぶことをおすすめします。なお、使用時には衛生面を考慮して、直接手に出すものではなく、1回で使い切れるタイプのものが良いでしょう。

性交痛とトリコモナスの関係性

トリコモナスとは、トリコモナス原虫によって生じる感染症のこと。男性の尿道にいたトリコモナスが女性の膣内に侵入して感染するケースが多く見られます。性行為によって感染した菌は長期間体内に生息するため、感染時期や感染した相手を明確に特定するのは困難だと言われています。

主な症状として、泡状のおりものや膣の悪臭、強いかゆみなどが知られていますが、トリコモナスによる症状は人によってさまざまです。放置しておくと骨盤内炎症疾患を発症したり、妊婦さんの場合は早産の原因になったりするため、なにか異変を感じた場合は早めにクリニックに相談するようにしましょう。

性交痛とカンジダの関係性

女性によく見られる性病の一つであるカンジタ。外陰部にかゆみが出たり、おりものがヨーグルト状になったり…などが主な症状です。パートナーとの性行為によって感染するのが最も多いケースですが、原因となる菌自体は誰でも元から持っているものです。

発症するタイミングは人それぞれであり、生じる症状も人によって違います。ほとんどの場合が免疫力の低下に原因があると言われており、自覚症状もなく気づきにくい病気として知られています。

性交痛と子宮筋腫の関係性

子宮筋腫とは、子宮に出来た良性の腫瘍のことです。腫瘍と聞くと「がんではないか」と不安に思う人もいるかもしれませんが、子宮筋腫は良性の腫瘍なのでがんではありません。

子宮筋腫は婦人科でもよくみられる腫瘍の一種であり、すぐに手術が必要な病気というわけでもありません。子宮筋腫ができる原因はまだ解明されていませんが、エストロゲンという女性ホルモンが関係しているとされています。

性交痛とクラミジア感染症の関係性

クラミジアは日本で最も多くみられる性感染症であり、とくに若年層の女性が感染しやすいことで有名です。クラミジアにはさまざまなタイプがありますが、一番感染者が多いのはクラミジア・トラコマティスという、性器粘膜により感染するタイプです。

クラミジア・トラコマティスは、オーラルセックスであっても口内で菌に感染し、咽頭炎や扁桃腺炎を引き起こす可能性が高いとされています。また、妊娠時に感染すると、母親となる女性だけでなく胎児にも悪影響を及ぼすため注意しましょう。

膣痙攣による性交痛の原因と治療法

膣痙攣とは性交困難症の一つ。性交時に、膣の周りの筋肉に収縮や痙攣が起きるのが特徴です。また、膣の周り全体の筋肉ではなく、膣の外側にある筋層にも痙攣が発生することがあり、セックス中だけでなくセックスの前に起きる可能性もあります。

代表的な症状に挙げられるのは「セックス時の挿入ができない」こと。膣の周りの筋肉に柔軟性がないことにより、挿入に痛みが生じてしまうのです。

性交痛・腰痛は子宮内膜症の症状

性交痛やセックスの時の腰痛は、子宮内膜症を発症している人がよく訴える症状の一つです。

激しい痛みであったり、鈍い痛みであったりと、痛みの度合いは人によって違いますが、自覚しやすい症状であるとされています。痛みが酷い場合は、一度子宮内膜症を疑ってみると良いかもしれません。

性交痛と子宮内膜症の関係性

子宮内膜症は、子宮内膜にあるべき組織が子宮内膜ではないところで作られてしまう病気です。子宮の筋層内や卵巣など、さまざまな場所で組織が成育してしまう可能性がありますが、どこの部位で発生しても、月経に合わせて成育と出血が繰り返されるため、そのうち激痛を伴うケースが多い野が特徴です。

子宮内膜症が発症する理由はまだ解明されていませんが、20代から30代の女性が発症しやすいといわれています。

性交痛と漢方

性交痛を覚えた場合、まず婦人科で検査を受けることになります。特に子宮内膜症の場合、婦人科ではホルモン療法で対処することが多いようです。しかし、ホルモン療法は気分が悪くなるなどの副作用が生じる可能性があるため、避けたい人もいるのではないでしょうか。

そのような場合、漢方での治療により滞った血流を改善し、子宮を柔らかくして症状の改善を目指すことができます。なお、子宮内膜症に限らず、更年期障害などにおいても漢方でのアプローチは可能なので、婦人科での治療に抵抗のある人は、漢方治療を希望してみると良いでしょう。

かゆみが伴う性交痛

膣のかゆみの原因は、下着で蒸れたり擦れたりといった刺激が挙げられます。膣は常に汗やおりもので湿っています。その状態のまま1日を過ごしてしまうと、かゆみが悪化しかねません。かゆみを改善するには「清潔」を心がけることが重要です。

また、性交時や性交後にかゆみが起こる場合、更年期による女性ホルモンの影響や、感染症による可能性も考えられます。思い当たる方は、まずは医療機関に相談しましょう。

不正出血を伴う性交痛

不正出血とは、生理でもないのに膣から出血が生じること。セックス時に不正出血が見られる場合は、摩擦などの刺激で膣がダメージを受けてしまっている可能性が大です。

まだセックスに慣れていない若い女性や、加齢などの影響で膣にうるおいが不足している女性に多いよう。また、そのほかの病気も考えられます。性交痛と不正出血の両方がある方、またセックスのたびに不正出血があるという方は早めに婦人科を受診してみてください。

監修

満行(みつゆき)みどり先生

女性器治療に特化した医師

満行みどり医師

みどり美容
クリニック・広尾
満行みどり先生

満行みどり先生は女性器治療に特化した「みどり美容クリニック・広尾」の院長
ビバリーヒルズの専門トレーニング施設でライセンスを取得した日本人女性初の医師でもあり、デリケートゾーンの悩みを抱える患者さんに適切な治療を提供したいと日々尽力されています。

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