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お悩みでわかる。あなたの体をむしばむ性交痛の原因は?

性交痛とは、セックス時やセックスが終わったあとに感じる痛みのことです。

性交痛とひと口に言っても、その症状は入り口で痛む・奥で痛む・出血するなど人によってさまざま。デリケートな悩みゆえ、誰にも相談できずひとりで悩んでいる女性も多くなっています。

しかし、性交痛は適切な対処をすれば、ほとんどが改善へと向かう症状です!「年齢的にもうムリだ」「私ひとりがガマンすれば済むこと」などとあきらめず、まずは原因を知ることから始めましょう。

Case1:
アソコの入り口が痛い!

セックスのときに膣の入り口付近が痛む、その主な原因となっているのは女性ホルモンの減少による萎縮性膣炎です。

閉経後や更年期の女性で性交痛を感じている人は、これが原因かもしれません。対処法をしっかりチェックしておきましょう。

Case2:
アソコの奥が痛い!

セックス時に奥の方が痛むといった場合、子宮内膜症・卵管炎・クラミジア感染症など、子宮や骨盤内のトラブルが考えられます。

どのような症状や特徴があるのかまとめていますので、ぜひ目を通しておいてください。

Case3:
初めてのセックスが痛い!

初体験である程度の痛みを感じるのは致し方のないことですが、指1本入れるだけでも痛い、相手のモノがまったく入らないといった場合、処女膜強靭症の可能性があります。

簡単な処置で解決できる症状なので、ひとりで悩まないでくださいね。

Case4:
久々のセックスが痛い!

久しぶりにセックスをしたらアソコが痛い…という場合、前戯不足・セックスへの不安や緊張感・萎縮性膣炎が原因として考えられます。

パートナーとの話し合いや工夫で解決できるケースも多いので、対処法をチェックしてみてください。

Case5:
痛いのは更年期が原因?

更年期に入ると女性ホルモン(エストロゲン)が減少、膣の潤いがなくなって萎縮し、セックス時に痛みを感じるようになります。

適切なケアをすることで痛みを軽減できるので、「もう年だから」などとあきらめないでくださいね。

Case6:
セックスで出血!?

セックスのときに見られる出血には、問題のないものと病気を疑った方がいいものがあります。

性感染症や子宮にトラブルが起きている可能性もあるので、心当たりのある方は必ず検査や治療を受けてください。

Case7:
この痛み、もしかして病気?

すべての性交痛に当てはまるワケではありませんが、なかには病気が引き金となって痛みが起きているケースもあります。

症状が悪化すると不妊症や別の病気になったり、手術が必要となることもあるので気をつけましょう。

Case8:
挿入が怖い…

過去のセックスで乱暴なことをされたり、心に傷を作ってしまった場合、それを思い出して心が拒否反応を起こすことがあります。

とてもデリケートな問題なので、丁寧なケアが必要とされます。

Case9:
痛いのは相手
(男性)のせい?

パートナーのアレが大きい、AVの影響なのか乱暴なセックスをされるなど、パートナーが原因で性交痛を感じるケースもあります。

女性だけがガマンするのではなく、きちんと2人で解決していく姿勢が大切です。

Case10:
セックスのとき濡れない…痛い

女性の身体は想像以上にデリケートです。大好きな彼とのセックスなのに、なぜか濡れない…なんていう経験をしたことはありませんか?ほとんどの原因が緊張などの一時的なものですが、もしかしたら違う問題があるのかもしれません。

セックスで濡れない主な原因5つと今日からできる対策法をまとめました。

Case11:
セックス後の腹痛…原因は?

「バックでしたら、終わったあと下腹部が痛い」「セックスをした翌日、動くとなんだか下腹部が痛む」…なんて経験はありませんか?原因には負担が大きい体位だったり、愛撫が不十分だったりといったケースが考えられますが、そのほか子宮内膜症や子宮筋腫といった病気の可能性も考えられます。

次のページではセックス後に腹痛が生じる原因と対処法を詳しくまとめているので、参考にしてくださいね。

Case12:
騎乗位が痛い…

正常位やバックなら痛くないのに、騎乗位だと痛い…と悩んでいる女性は少なくありません。騎乗位は膣の奥のほうに当たりやすく、また男性側のピストン運動もしやすい体位なので、性交痛が生じやすくなっています。また騎乗位に慣れていないせいや、筋力不足が原因になっている可能性も。

次のページでは騎乗位が痛いときの対策もまとめているので、参考にしてみてください。

Case13:
生理前のセックスが痛いのは病気?

「いつもよりエッチが痛いと思ったら生理前だった」「生理前はなぜか性交痛がひどい」という女性もいるようです。

理由として考えられるのは、膣内が普段より柔らかくなっており、奥へ挿入しやすいため刺激が強すぎる…など。また、生理痛も重い女性の場合は子宮内膜症といった婦人科系の病気の可能性もあります。

監修

満行(みつゆき)みどり先生

女性器治療に特化した医師

満行みどり医師

みどり美容
クリニック・広尾
満行みどり先生

満行みどり先生は女性器治療に特化した「みどり美容クリニック・広尾」の院長
ビバリーヒルズの専門トレーニング施設でライセンスを取得した日本人女性初の医師でもあり、デリケートゾーンの悩みを抱える患者さんに適切な治療を提供したいと日々尽力されています。

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