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60代で気になる目の下のたるみの6つの原因と対策とは?

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この記事の監修者

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監修:筒井 裕介院長

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  • 2003年3月 順天堂大学医学部卒業。順天堂大学の形成外科助手を経てオザキクリニックに勤務。
  • 2009年12月 セオリークリニック開業
  • 日本美容外科学会 会員 他
TEL:03-6228-6617 >>監修者・運営会社情報の詳細を見る

60代は目の下のたるみ、シワやシミの悩みが一層深刻化。若い頃とは違う、思いもよらなかった原因が発生している可能性があります。

30代や40代は外部的要因によるたるみがほとんどですが、50代60代からは身体の内側からも問題が発生しがち。加齢の一言で片づけてしまわずに、しっかりとケアをして目の下のたるみが悪化するのを防ぎましょう。

60代の目の下のたるみの原因を知り、改善にトライしてみませんか?

原因1. 頭蓋骨が縮んでしまう

60代は頭蓋骨の収縮が進行

年をとり骨密度が急激に減っていくことで、骨格の形が変わり、たるみの原因になります。

特に女性は更年期を迎えると女性ホルモンが減少し、骨密度が低下。頭蓋骨の重さでいうと、40代で650gある頭蓋骨は、70代で280gと半分以下の重さになります。

骨密度の低下した頭蓋骨は次第に変形。それに伴い皮膚の歪みが生まれることで、しわやたるみの多い老け顔になってしまいます。

老化は誰にでも起こるもの。頭蓋骨の老化が目の下のたるみに大きく影響していることを再認識し、今からでも自分の習慣を見直すのをおすすめします。

原因2. 筋肉や靭帯がおとろえることでたるむ

若い頃には内側から皮膚を引っ張り上げていた筋肉が、おとろえによってその引き上げ力が保てなくなると、たるみを引き起こします。

若い頃に比べてパーツそれぞれが、全体的に下に移動したかのように思う人は多いでしょう。

たとえば髪をポニーテールのように上げてみると、一気に若返った雰囲気になるのがわかります。筋肉のおとろえと肌のたるみは、切っても切れない関わりがあるのです。

眼輪筋のおとろえ

眼球まわりの筋肉は、目の下のたるみにダイレクトに影響します。眼輪筋といわれる筋肉で表情筋の一種で、目の周りをドーナツのように囲んでいます。

眼輪筋が衰えると目の周りの脂肪を支えられなくなり、たるみの原因になるのです。

ロックウッド靭帯のおとろえ

ロックウッド靭帯と呼ばれる、眼球の高さを保つための靭帯があります。

その靭帯が筋肉と同様に衰え始めると、眼球が下がり眼窩脂肪を圧迫。目の下にふくらみが出ることで、たるみになってしまうのです。

原因3. 新陳代謝の低下によるたるみ

新陳代謝は年を追うごとに下がっていきます。「若い頃にはいくら食べても太らなかったのに」と感じる人は多いでしょう。

そんな人は肌がたるみやすい状態に陥っている可能性があります。新陳代謝が低下し、体内に余分な脂肪や水分が溜まっている状態が、目の下や頬などのたるみを引き起こしているのです。

新陳代謝が下がる要因のほとんどは、毎日を過ごす環境にあります。今の時代はどんどん便利になり、家事にかかる労力はいくらでも削減可能。全自動で洗濯し、オートタイマーで美味しい食事ができ、いない間に掃除してくれる掃除機までと至れり尽くせり。

空いた時間を運動する時間に当てられればいいのですが、だらだらと過ごしてしまいがち。そうやって筋力がおとろえてしまう生活習慣が続くと、新陳代謝も必然的に落ちてしまいます。

原因4.お肌へのダメージをリカバリーできない

肌へのダメージをリカバリーできず、たるんでしまうのも原因のひとつです。

肌のハリや柔軟性を保つ美肌成分である、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチン。それらを生成する線維芽細胞にダメージが加わると、生成機能がおとろえ、美肌成分がどんどん減少していきます。線維芽細胞にダメージを与える要因には、加齢や紫外線、ストレスによる活性酸素があげられます。

ダメージを受けた線維芽細胞の再生は、新陳代謝とも大きく連動。新陳代謝がおとろえると線維芽細胞の再生も遅れ、肌に必要なコラーゲンやヒアルロン酸などの美肌成分が生成されにくくなります。

たとえば皮膚のコラーゲン量は、生まれたばかりの赤ちゃんと比較すると、20代の時点で半分程度。60代を越えると20%以下にまで落ち込むと言われるほど。加齢や紫外線、活性酸素によるダメージを受けない努力も必要と言えるでしょう。

原因5.長年のクセが骨格を変えてしまう

骨格のおとろえについては、骨密度の低下以外にも長年の習慣によるものも大きいです。

顔の筋肉を使うバランスが悪い

頬杖をついたり、食べるときにいつも片方の歯ばかりで食べてしまうのはわかりやすい事例。顔の片方にばかり負荷をかけると、筋肉の発達度合いが変わることにより、たるみやしわができやすくなります。

身体の筋肉を使うバランスが悪い

その他にも、実は目の下のたるみに影響を与えていることがあります。それは身体のバランス。姿勢が悪い・足を組んで座る・立つときは片方だけに重心をかけている・カバンはいつも同じ手にもつ、などがそうです。

特に足の組み方と顔なんて一見関係なさそうに思えますが、これらのクセが身体のバランスを崩し、左右非対称を起こします。すると身体の歪みが表情にまで影響し、いつの間にか皮膚のたるみを生んでしまうのです。

原因6.紫外線や乾燥に対応できなくなる

紫外線や乾燥などの環境要因が、目の下のたるみにも大きく影響しています。

紫外線で肌がたるむのは

紫外線にあたり続けることで、皮膚のコラーゲンが減少し、皮膚のハリがなくなっていきます。光老化とも言われ、たとえば紫外線の多い地域に住む人とそうでない人とでも差がはっきり出てきます。紫外線はシミだけでなく、たるみの原因にもなるのです。

乾燥で肌がたるむのは

皮膚細胞の水分が不足すると、肌のバリア機能が低くなりハリや弾力が失われます。その結果肌のたるみにつながります。

子どもなら皮膚から供給される天然の保湿成分だけで潤うところが、生理が始まりホルモンによるターンオーバーへの影響が始まると違ってきます。

基礎化粧品の傾向(10代はさっぱり系の化粧水、年齢を追うごとにしっとり系の化粧水が多い)からも分かるでしょう。

スキンケア用品の塗りすぎに注意

過剰な紫外線や乾燥によって起こる肌トラブル。新陳代謝だけではリカバリーできないなら、外からフォローするのも大事です。だからといってスキンケア用品を過度に塗りすぎるのも要注意。摩擦は肌に過度な負担をかけるため、使い過ぎは諸刃の剣と言えるでしょう。

60代の目の下のたるみ対策は?

60代の目の下のたるみ対策で、大事なのは毎日の積み重ねを大切にすることです。30代や40代でも同様で、正しいケアを続けることが、目の下のたるみ対策に繋がります。そこに年齢の差はありません。


60代に入り今まで仕事や家族の世話一辺倒だった女性たちも、自分の時間を手に入れやすくなります。以前よりも自分の肌を大事にできる時間が増え、より自分が愛おしくなる瞬間が増えていくでしょう。そんな今だからこそ、正しいケアの仕方を学び、実践することが大事です。

改善1.刺激で骨や皮膚の老化を遅らせる

ガムを噛んだり、口角を上げるエクササイズを取り入れたりして筋力を保つと、頭蓋骨に良い刺激を与えられ、たるみ対策につながります。

1日10~20回、最低週2日、ほほと口角を持ちあげるようにして笑うエクササイズがおすすめです。

刺激を与える際に十分注意したいのが、過度な刺激は与えないということ。ガムも噛みすぎると固くなり、余計な力で噛む必要が出てきます。笑うエクササイズは口角を上げればいいというものではありません。いびつな笑い方ではなく、自然な笑い方で行いたいもの。鏡をみながら無理のない自然さを確認しながら行いましょう。

そしてエクササイズは続けるのが大事。3日坊主で終わった、なんてことがないように。

改善2.食事で骨や皮膚の老化を遅らせる

60代の目の下のたるみに、大きな影響を及ぼしている骨密度と肌のうるおい成分の減少。これらを回復させるには食事がとても大事になってきます。

骨密度を高める栄養素を取りましょう

骨を作る栄養を摂るために、カルシウムとコラーゲンが、多く含まれた食材を多用しましょう。

牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品、木綿豆腐や納豆などの豆類、野菜では小松菜や菜の花、水菜、切り干し大根も豊富なカルシウムを含んでいます。

海藻類ではひじき、魚類なら頭からまるごと食べられるししゃもや桜エビも良いです。

日常的に取り入れやすいものばかりで、ビタミンDと一緒に取るとカルシウムを多く摂取できます。

ヨーグルトや牛乳はビタミンDも多く含んでいるので優秀な食品と言えます。調理に利用してカルシウムを上手に摂取しましょう。

潤い成分を高める栄養素を取りましょう

潤い成分の代表格コラーゲンを増やすために、必要な栄養素はビタミンK。ほうれん草や春菊、小松菜、わかめなどが有名です。

しそや糸みつば、わけぎ、クレソン、かいわれ大根などの添え物にも、ビタミンKを多く含むものがあり、日常的に摂取しやすい栄養素と言えます。

食習慣に上手に取り入れて、骨密度と肌のうるおいを復活させましょう。

改善3.セルフケアで変化を感じられないなら医師に相談

どんなに努力しても取れない目の下のたるみは、医療の力をかりるのも一つの手。原因2でお話したロックウッド靭帯と眼輪筋のおとろえにより、眼窩脂肪が押し出されてしまった場合がそうです。

一度出てしまった眼窩脂肪は、肌に吸収されることなく目の下にとどまることに。その箇所だけエクササイズするのは無理で、セルフマッサージにも限界があります。また長年放置されたため伸びた皮膚も、素人にはどうにもできない問題でしょう。

そのようなたるみを改善するには「脱脂術」という施術がおすすめです。目の下のたるみを悪化させる前に、医師に相談してみましょう。

60代のたるみ対策まとめ

60代の目の下のたるみについてまとめてみました。

60代の目の下のたるみは、いろいろな原因が絡み合っています。そのため、単純な方法でカバーするのは難しいのが事実。良かれと思って実践したセルフマッサージも、やり方次第では肌への負担となり、シワやたるみを悪化させるので注意が必要です。

だからこそ、医師の手を借りながら、正しいセルフケアを知り、継続するのがおすすめ。セルフケアだけではどうにもならない原因も、医療の力をかりることで解決できる可能性があります。本来の顔の造形美や希望をあわせて、あなたにふさわしい目元をデザインできるクリニックを探す必要があります。

当たり前ですが、施術を受けるのはどこでも良いというわけではありません。本来の顔の造形美や希望をあわせて、もっともあなたにふさわしい目元をデザインできるクリニックを探す必要があります。

まずはカウンセリングを受けてみて、そのクリニックが信用できるか確認してはいかがでしょうか。

目の下のたるみ治療体験レポ

※以下はセオリークリニックの施術を受けた方の体験談(個人の感想)をインタビュー形式で掲載しています。個々の患者の状態等により治療等の結果は異なるものであることをご理解ください。

               
       
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