エラ整形(エラ削り・ボトックスなど)の治療法

ボトックスをはじめとするエラ整形の治療法とはどんなものかを紹介

魅力的な小顔になれるエラ整形とは

顔が大きく見える原因として挙げられるエラをきれいにしてフェイスラインをすっきりと小顔にする整形について紹介しましょう。

エラが張っている芸能人といえば片桐はいりさんがよく知られています。実はあのオードリー・ヘップバーンもエラがコンプレックスだったという話もあるほど、エラを気にしている人は多いようです。

エラが張っている人は顔が角ばって見えるため、どうしても柔らかい印象が持てなくなります。特に女性の場合、ふんわりとした柔らかい印象や、すっきりとしたフェイスラインを望んでいる人も少なくないため、エラは邪魔者扱いされてしまいます。

エラは顎の骨の出っ張りや発達した筋肉、あるいは脂肪の塊などが原因とされています。特に顎の骨が出っ張っている場合は、手術によってこの下顎角という部分の骨を削り取ってエラを改善する方法が用いられます。

エラ整形の手術の内容について具体的に説明します。

具体的な手術の方法

  • エラ削り(下顎角形成)…下顎の骨の出っ張っている部分を部分的に削り取って輪郭をすっきりさせる手術。口の中から切開するのが主流です。方法としては、奥歯の歯茎の下を切開し、出っ張ったエラの骨と余分な筋肉を削ります。口内での手術なので、傷跡も気になりません。効果は永久的なのですっきりとしたフェイスラインを手に入れることができます。ただし、骨を削り取る大掛かりな手術のため、ダウンタイムが長くかかってしまうのが難点。
  • 咬筋縮小術…下顎角の周囲にある筋肉が発達していて盛り上がりの強い人に適した手術。張り出したエラの筋肉を口の中から切除するため、正面から見たときの顔が細くなります。「咬筋の一部を切り取る方法」と「電流を流して咬筋を萎縮させる方法」があり、どちらも効果は永久的。エラ削りと併用すると効果が高まりますが、ダウンタイムが長くなり合併症のリスクが高まることもあります。
  • バッカルファット除去…口内を1~2cm切開し、頬骨の下にあるバッカルファット(脂肪の塊)を引き出して切除。切開部は、溶ける吸収糸で縫うため抜糸の必要がなく、数ヶ月もすると傷口の違和感もなくなります。除去することで頬がひと回りすっきりし、小顔効果が得られるのも大きなメリット。若いうちに除去しておくことで、将来のたるみ(しもぶくれ)予防にもなるでしょう。
  • ボトックス注射…過剰に発達したエラの周囲の筋肉にボトックス注入することでその機能を麻痺させてハリを抑える治療法です。効果は半年~1年程度。 切開や抜糸などの手術を行わない治療のため、麻酔が必要なくダウンタイムも短いです。費用が安く、細かな調整がきくのが特徴。他の手術法に比べ、ゆっくりと効果があらわれるので整形であることが周りにバレにくいです。治療後の効果が気に入らない場合は、そこで注射をやめてしまえば元に戻せるという利点もあります。しかしボトックス注射の効果は永久的ではなく即効性はないため、顔のたるみや表情のこわばりが出ることも。数ヶ月に一回、打ち続けることで、次第に効果があらわれやすくなっていきますよ。
    ちなみにボトックスは、ボツリヌス菌が出す毒素を無毒化し、薬として利用できるようにしたもの。神経から筋肉への命令をストップさせ、筋肉を萎縮させる効果があります。その効果を利用して、小顔やしわ解消、多汗症の治療など幅広い用途で使われていますよ。ただ、奇形児が生まれるといった可能性もあるため、注射後3ヶ月は避妊が必要です。
    ボトックスにはいろいろな種類があり、種類の違いで費用も変わってくるので、治療を受ける前に医師と相談しておくのがベスト。また、ボトックスの新鮮さも大きなポイントです。ボトックスを使う際は、瓶を開け、必要な量を取り出して施術部位に注入します。開封してから1週間が使用期限ですが、開封から何日か経過すると効果が弱くなる可能性が。ボトックス注射の患者数が多い病院を受診すれば、より新鮮なボトックスが使われる可能性が高く、良い効果を得られますよ。担当医師のスキルや実績もきちんと確認しておきましょう。優れた施術が受けられる病院を選ぶ基準としては「ボトックスビスタ判定医」の医師が在籍していると◎。入念にカウンセリングをし、注射の位置を決めておくと、安心して施術を受けることができますよ。
  • ボトックスビスタ判定医:ボトックス注射を適正かつ安全に使用するために、購入・使用にあたってWEB講習セミナーを受講し、有効性/安全性ならびに薬剤の取り扱いについて学んだ医師。

適している状態

  • エラがコンプレックスになっている人
  • 小顔になりたい人
  • 女性らしい輪郭になりたい
  • 半永久的に効果を持続したい人

治療の特徴

エラ整形は、確実にフェイスラインをシャープにして小顔を手に入れることのできる方法です。口の中から手術を行うことがほとんどなので傷跡は見えません。

メリット
  • 確実にエラが小さくなる
  • 顔の輪郭が希望の形になる(シャープになる)
  • 顔が柔らかい印象になる
  • 半永久的に小顔でいられる
デメリット
  • 腫れや痛みが強く出るケースがある
  • 骨を削ったとの皮膚が弛むことがある
  • 元に戻せない
  • 全身麻酔のリスクを伴う
  • 費用が高い
  • ボトックス注射の効果は半年~1年程度しかない

エラ整形(エラ削り・ボトックスなど)手術の料金・施術時間の目安

費用目安

エラ整形にかかる費用は、症状によって変わりますが、エラ削りの場合でおよそ40万~180万と高額。全身麻酔を使用する大がかりな手術であり、高等技術が必要になるので、経験豊富な医師は見せる必要があります。手術の際は、費用面も考えながら選びましょう。

  • エラ削り:39万6千円~180万円
  • 咬筋縮小術:40万円前後
  • バッカルファット除去:30万円前後
  • ボトックス注射:3千5百円~45万円

手術にかかる時間・通院回数(期間)

エラ整形の手術にかかる時間は約2時間。全身麻酔で行うため、3日間は入院しなければなりません。大がかりな手術で骨と筋肉を削り取るので強く腫れます。腫れがひくまで数ヶ月ほどです。エラ整形は一般的に、口腔内から手術するので抜糸は不要ですが、口内に血液を溜めないための排液管(ドレーン)を挿入した場合は、翌日に取ります。その後は仕上がりの経過をみるため数週間の通院が必要です。

  • エラ削り
    手術時間:1~3時間
    通院回数:1~2回
  • 咬筋縮小術
    手術時間:1~2時間
    通院回数:4回
  • バッカルファット除去
    手術時間:1~2時間
    通院回数:0~1回
  • ボトックス注射
    手術時間:10分~15分程度
    通院回数:なし

術後の注意点

エラ整形では、口の中を切開して露出させた下顎の骨をノミなどの器具を使って削り取ります。エラのタイプに合わせてデザインした形に削っていくため、施術するドクターの技術の高さやセンスはとても重要です。

また術後は削った下顎角というエラ部分が大きく腫れ痛むことが多いようです。

  • 痛みに対しては鎮痛剤を服用します
  • 1週間程度で腫れはある程度治まりますので無理なマッサージなどは控えましょう。
  • 手術当日は入浴や飲酒、運動は避け安静にします。
  • 口の中を切開していますので食べやすく柔らかいものを選び、刺激のある物は避けましょう。
  • 入浴や運動・飲酒は腫れが引くまで控えた方がいいでしょう。
  • 場合によってはバンデージで固定の必要があります。