ヒアルロン酸注射の治療法

ヒアルロン酸注射の治療法とは

ヒアルロン酸注射でほうれい線を解消

ほうれい線などに効果があると言われるヒアルロン酸注射の治療法について、わかりやすく解説しましょう。

年代にかかわらず、ほうれい線は女性にとっては悩みの種。ほうれい線があるだけで老けて見えてしまうからです。できることならなくしたいけれど、美容整形は高いし…と思っている人も少なくないはず。そこで効果的な施術といわれるのが、ほうれい線などの悩みに対するアンチエイジング効果をより手軽に実感できる、ヒアルロン酸注射です。比較的手軽な治療なので、ヒアルロン酸注射は大変人気の高い治療法です。

肌のハリがなくなり弛んできたためにできるほうれい線。紫外線などによる活性酸素も原因と言われていますが、ヒアルロン酸はどのどちらの原因にも効果が期待できると言われているのです。

具体的な治療の内容

ヒアルロン酸を気になる部位に直接ピンポイント注入するのがヒアルロン酸注射による治療です。ヒアルロン酸の持つ保湿効果だけでなくヒアルロン酸そのものによってふっくらと膨らみを持たせることができ、ほうれい線だけでなくしわなどにも効果を発揮します。

ヒアルロン酸注射の流れ

ヒアルロン酸注射は身体のさまざまな部位に適用されていますが、どのような流れで行われるものなのでしょうか。以下に顔への施術例を見ていきましょう。

  • 1.カウンセリング…
    医師やカウンセラーに「シワや窪みなどが気になる部分」について、相談します。医師はその深さや状態をチェックし、患者が希望する仕上がりイメージについて確認していきます。そのうえで注入する場所やヒアルロン酸の量について、説明があるでしょう。疑問や不安点がある場合はこの時に質問を。納得のいく回答を与えてくれる医師に施術をお願いしてください。
  • 2.洗顔…
    施術前には化粧を施していない素肌でいる必要がありますので、丁寧に洗顔します。
  • 3.注入…
    シワの溝などに合わせ、ヒアルロン酸を注入していきます。時間は5~10分程度で、注射針のチクリとした痛みがある程度ですが、希望者には麻酔クリームを塗布してくれるクリニックも多くなっています。
  • 4.後処置…
    注入後はすぐ帰宅可能。もちろん、メイクも可能です。赤みが出やすいという場合、注入後しばらくクールダウンする場合もあるようです。自分自身の肌質については事前に説明しておきましょう。

【コラム】ほうれい線はなぜできる!?

鼻の脇から唇の端に向かってできるほうれい線。深みが増すほど老け顔の印象はきつくなり、見た目年齢を一気に引き上げてしまいます。溝にファンデーションが溜まりやすく、人目にもつきやすいので、悩みは深まる一方…。そもそもほうれい線は、なぜできるのでしょうか。

頬の筋肉の衰え…表情筋を支える筋膜が衰えることで頬の筋肉がたるみ、ほうれい線が深くなる。

ハリや弾力の衰え…加齢や紫外線ダメージによりコラーゲンの生成が減少し、たるみが生じる。

薄いほうれい線は子供にも見られますが、上記のような原因でたるみが生じることで、深味が増してしまうというわけです。症状が進行するとほうれい線はもちろん、目の下のゴルゴライン、口元のマリオネットラインも目立つようになってきます。こうなると「おばさん顔」まっしぐらになってしまいますから、怖いですよね。

ここまで読んで「やっぱりほうれい線は加齢現象なのね」と思う人がいるかもしれませんが、生活習慣にも要注意!睡眠不足やビタミンなどの栄養不足、そして暴飲暴食や喫煙などの結果、肌ダメージが蓄積され、若いうちからほうれい線の悩みが生まれてしまうことも充分に考えられますよ。

適している人や部位

  • 肌のハリがなくなったと感じる人
  • 肌や気になる場所に膨らみを持たせたい人
  • 昔のような若々しい自分になりたい人
  • 額・あご・頬などが窪んでいる人

治療の特徴

美容外科の治療の中でも最も需要の多い治療法といえるヒアルロン酸注射のメリットとデメリットを紹介します。

メリット
  • 安全性が高く体への負担がほとんどない
  • 効果がすぐに出る
  • 術後の腫れや痛みがない
  • すぐに日常生活に戻れる
  • 比較的安価で短時間にできる
デメリット
  • 注射を刺すときの痛みがある
  • 注入した部位がでこぼこぶよぶよになることがある
  • 効果は半年~1年程度しかもたない

術後の注意点など

ヒアルロン酸注射は、体がもともと持っている物質なので術後の腫れや痛みなどはなく気軽に受けられます。他の整形手術とは違って負担も少なくすぐにメイクや入浴もできますが、念のため知っておくとよい注意点を紹介しておきましょう。

  • 人によっては腫れや鈍い痛み、かゆみが出る人がいます。
  • 注入当日はうつぶせ寝や圧迫を絶対してはいけません。(まだ注入したヒアルロン酸が固定していないので圧迫によっていびつになることがあります。)
  • 当日はマッサージをしたり無理にこするのは避けましょう。
  • 稀に内出血が起こることがあります。

ヒアルロン酸は気軽に受けられるためすぐに日常生活と同じように考えがちですが、注入した部位では固定するまでいろいろな変化が見られます。落ち着くまでの1週間程度はあまり刺激せず注入した部位を安静にしておくようにします。

また、注入するヒアルロン酸は分子の大きさに違いがあります。注入後ぼこぼこになるなどの違和感がある場合、分子の大きいヒアルロン酸を注入したことが原因であることがあります。こういった判断は担当するドクターが行いますので、失敗を避けるためには信頼できる熟練したドクターにお願いするのがいいでしょう。